(2025.11.29)シリーズ憲法講演会No.38『核兵器のない世界を作るために 講演会&「原爆の絵」パネル展』
我が国は第二次世界大戦において広島と長崎に原爆を投下され,筆舌に尽くしがたい被害を受けました。「唯一の被爆国」として,核兵器の被害を語り継ぎ,核廃絶に向けた役割が期待されています。
日本原水爆被害者団体協議会(通称「日本被団協」)は,被爆者を中心に1956年に結成され,以後,核兵器のない世界を実現するため核兵器が二度と使用されてはならないことを証言によって示してきました。その実績が評価され,2024年のノーベル平和賞を受賞しました。
ロシアによるウクライナ侵攻や,台湾危機の高まりを受け,我が国の中でも,戦争被害を受けないために核保有が必要だという意見が聞かれるようになりました。
我が国は,先の大戦に学んで日本国憲法9条において戦力不保持を定め,非核三原則を保ってきました。戦後80年の今年,あらためて核兵器による被害で今もなお苦しんでいる方たちがいることを学び,我が国の安全保障を考えていくため,日本被団協の田中様よりお話を伺います。
また,被爆者一世の世代は高齢となり,証言を聞く機会が失われていっています。この時代にあって,核被害を語り継ぐための取り組みが求められています。広島市立基町高校では,2004年から,創造表現コースの学生が被爆者から被爆体験を聴き,「原爆の絵」を描き上げるという取り組みを行っています。聴き,受け止め,それを自分の方法で表現して伝えていくということを実践してきた卒業生の方から,その体験や思いを聴き,私たち自身もどのようにして原爆被害を語り継いでいくことができるかを考える機会とします。
日本弁護士連合会第67回人権擁護大会プレシンポジウム>
シリーズ憲法講演会No.38
開催日時:2025年11月29日(土)13:30~16:00
(開場13:00)
開催場所:岡山弁護士会 2階大会議室(岡山市北区南方1-8-29)
& 🔗YouTube配信あり
特記事項 弁護士会館には専用の駐車場はありませんので、公共交通機関か近隣のコインパーキング等をご利用ください。
参加料金:無料
予約要否:不要
主催:岡山弁護士会
共催:日本弁護士連合会,中国地方弁護士会連合会
お問い合わせ先:岡山弁護士会
☎ 086-223-4401 (平日9:00〜16:30)
◆◇ 詳しくは以下のチラシをご参照ください。◇◆
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チラシのダウンロード(PDF形式)は ☞こちら をクリック










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