岡山弁護士会シリーズ憲法講演会No.15 / 監視社会を許さない!映画「スノーデン」と講演会

 今年6月15日、参議院は委員会採決を省略するという極めて異例な手続により共謀罪法を成立させ、同法は今年7月11日より施行されています。
共謀罪法は自分には関係がないと思っていませんか。
しかし、マンション建設反対運動でも、捜査機関から集団的威力業務妨害などにあたるとみなされれば、「団体の性質が一変した」として共謀罪法の適用対象となるのです。
共謀罪法の対象犯罪は277もあり、これら犯罪を共謀段階で処罰するためには、捜査機関が電話やメールを傍受し、防犯カメラやGPSを利用するなどして、私たちの日常生活を監視し必要な情報を事前に入手する必要があります。
映画「スノーデン」は、アメリカ政府がテロ防止の名のもとに、全世界の企業や市民、さらには他国の首脳もメール、SNS、通話を監視している実態を暴露しています。わが国でも、犯罪捜査において、プライバシーに関わる防犯カメラ映像の活用、三次元顔画像識別システム、Nシステムなどが既に採用されています。
今回、私たちは共謀罪法がもたらす監視社会を絶対に許さない強い決意を持って、映画「スノーデン」の上映と警察捜査に詳しい元道警釧路方面本部長(警視長)原田宏二さんの講演を開催することにしました。 多数の皆様のご来場をお待ちしております。

日  時:2017年9月23日(土) 13:30-18:00
(開場 13:00 / 映画上映 13:30- / 講演会 16:00-)
場  所:さん太ホール(岡山市北区柳町2-1-1)
参加費:無料
予  約:不要

詳細はチラシをご覧下さい。

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