『【岡山版】成年後見人等の意思決定支援に関するガイドライン』が改定されました！

　令和元年９月に，岡山家庭裁判所で後見等事件を担当する裁判官，書記官及び家庭裁判所調査官と，後見人等の豊富な経験を有する岡山弁護士会，公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート岡山県支部，岡山県社会福祉士会権利擁護センターぱあとなあ岡山所属の弁護士，司法書士，社会福祉士らとで構成される「岡山意思決定支援プロジェクトチーム（ＰＴ）」を中心に，「【岡山版】成年後見人等の意思決定支援に関するガイドライン」を作成されました。

　「【岡山版】成年後見人等の意思決定支援に関するガイドライン」は，岡山県内で，広く活用されており，岡山家庭裁判所を中心に，１００枚を超えるアセスメントシートが提出されているとのことです。

　その後の全国の動きとして，令和２年１０月，最高裁判所，厚生労働省，日本弁護士連合会等の専門職団体をメンバーとする「意思決定支援ワーキング・グループ」により，「意思決定支援を踏まえた後見事務のガイドライン」（以下「全国版ガイドライン」と言います。）が公表されました。

　全国版ガイドラインが公表されたことを踏まえ，「【岡山版】成年後見人等の意思決定支援に関するガイドライン」の良いところを生かしながら， ブラッシュアップし，より使いやすいものとして，改定しました。

　パワーアップされた「【岡山版】成年後見人等の意思決定支援に関するガイドライン＜改訂版＞」が，専門職後見人のみならず，親族後見人，市民後見人等，成年後見人等に選任されたあらゆる方が，本人の想いに寄り添い，本人の望む生活，希望する人生を実現するツールの一助となれば幸いです。

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